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会社概要(Fleet Londonについて)
Fleet Londonは、市販品には品質が良く軽いコットンを素材とし、ポケットが付いたカジュアルなデザインで、適正な価格のシャツが見つけられず、また、愛用していたボクサーショーツのブランドに、突然、それまでのクラシックカットから裾の広がったルーズフィットのものへデザインチェンジされてしまったという当社創業者(長年、金融業に就いていました)の経験に端を発します。
Fleet Londonの名前とロゴについてご説明いたしましょう。「フリート(fleet)」という言葉は「素早い」という意味を持ちます。また、ロンドンのソーホー地区に位置する当社の近くには「フリート川(Fleet river)」という川があるのです。現在ではほとんど建物の下になってしまっていますが、この川はハムステッドとハイゲートの泉を水源とし、フリートストリートの下を通り、ブラックフライアーズでテムズ川に流れ込みます。
当社のロゴは、象徴的存在である「アトランティックサーモン」(学名salmo salar)を元にしています。この魚は、1830年代以来ロンドンの河川から姿を消していましたが、近年、テムズ川に現れるようになっており、清浄と再生を力強く印象付けています。
Fleet Londonの主要な目的は次の2つです。
実用性(胸のポケット)、清潔性(襟がきっちり整うボタンダウン)、洗練性(軽く滑らかな品質の良いコットン素材)を併せ持ち、オフィスウェアにもレジャーウェアにもなるスマートカジュアルなシャツを各種創り出す。
現在非常に多く見られるルーズなものに代わる、スリムなボクサーショーツを提供する。
当社は、使用するコットンに対し、Better Cotton Initiative(綿花栽培を持続可能なものにする取り組み)に従い、持続可能性維持に努めた責任ある調達を行っています。シャツの素材は、オックスフォードやシャンブレーのような重い織物ではなく、100%コットンポプリンです。ボクサーショーツの素材は、プレミアムコットン96%・ポリウレタン4%で、スリムフィットとストレッチ性、およびブリーフよりも快適な開放感を実現しています。当社のシャツとボクサーショーツは、ロンドンのソーホーでデザインされ、ポルトガルで製造されています。 パッケージにプラスチックは一切使用していません。
Fleet Londonは、経験豊富な業界プロの小集団から成り、ロンドンのソーホー地区のHollen Streetに拠点を構えています。
Richard Bayley:創業者。長年、金融業に携わっていました。
Lucy Haine:プレローンチ コンサルタント。ブランドと小売りにおける豊富な経験を持ち、現在は、DIT(英国国際通商省)のファッション部門の取引アドバイザーを務めています。
John Lundy:シニアバイヤー兼プロダクションマネジャー。イギリスのブランドにおける15年の経験を持ちます。
Marton Galgoczi:ITコンサルタント。ウェブデザインにおける8年の経験を持ちます。
Mikolai Berg:プロファッションフォトグラファー。11年の経験があり、写真術の講義も行っています。
Nikitah Patel:ソーシャルメディア コンサルタント。
「フリート川(Fleet river)」は、水源が2箇所にあり、その水の溜まるハムステッドの池からベルサイズパークへ、またはハイゲートの池からケンティッシュタウンへと流れ、ちょうどカムデンの東で合流します。そこから曲がりくねりながら、キングスクロスを通り過ぎます。ここは、かつてはバトルブリッジと呼ばれ、古代ローマ時代には幅20メートル以上あった川にかかっていた橋は、AD60年に原住民の女王ブーディカ(Boudica)とローマ人征服者との大きな戦いが行われた場所でした。
続いて、ファリンドンロードがその流路を示し、次に、かつて牛(cow)が市場まで連れて行かれる途中に川を渡ったことに地名が由来するカウクロス ストリート(Cowcross Street)があるスミスフィールドを通り抜け、セントポールのそばを通った後、ブラックフライアーズでテムズ川に流れ込みます。「fleet」という言葉は、アングロサクソン語で潮流口を意味する「flēot」から派生しています。人の手が入る前、フリート川とテムズ川の合流点は幅100メートルを超える沼沢盆地だったのです。現在、水源のNW3地区とN6地区の池とテムズ川の間の地域でフリート川の姿を見ることはできませんが、特定の地点では、その流れる音を聞くことができます。